介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、令和5年3月31日をもって、廃止いたしました。
これまでご利用いただきまして、ありがとうございました。

理 念

福祉施設を地域の社会資源として開放し、介護保険法施行令第3条第1項第1号に定める介護職員を養成し、福祉人材の育成に貢献します。

研修の沿革

平成12年7月よりホームヘルパー養成講座2級課程を開講(平成25年度より千葉県介護員養成研修2級課程)。
791名が卒業。平成16年1月より知的障がい者を受講対象にしたホームヘルパー養成講座3級課程を開講し、78名が卒業(平成18年度第5期生修了時)。
平成25年5月より介護職員初任者研修を開講し、80名が卒業(令和元年度第7期生修了時)。卒業生は福祉施設や訪問介護事業所、介護タクシー事業所にて活躍中。

コースについて

介護職員初任者研修

令和3年度(2021年) 第9期生 中止
新型コロナウイルス感染拡大により、受講される皆様や介護・医療現場に携わる講師の健康と安全面を考慮した結果、介護職員初任者研修の開講を中止とさせていただきます。ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

一般教育訓練給付金制度 厚生労働大臣指定講座

一定条件に該当される方は、資格取得後に費用の一部がハローワークより支給されます。

受講形態および期間

通学・土曜日コース / 期間は6ヶ月となります。

受講対象

  • 15歳(中学卒業程度)以上の方で、介護の業務に従事しようとする方。
  • 心身共に健康で、全日制を受講できること。
  • 性別は問いません。

定 員

集合研修:15名 ・ 実習:3名/1日

費 用

39,000円
※補講の場合は、別途1時間2,000円(実習は1時間1,000円が掛かります)。

研修カリキュラム・指導者数

研修カリキュラムは開催が決定次第掲載しますのでホームページにてご確認下さい。
各指導者が、受講者の皆さんを指導いたします。

研修機関情報

名称社会福祉法人愛の友協会 モルゲン研修センター
所在地〒299-4332  千葉県長生郡長生村金田2133
TEL0475-32-2587(代表)
FAX0475-32-1345
建築面積217.06㎡
教室内面積82.71㎡
構造平屋建
設備エアコン、時計、視聴覚機器、長テーブル、椅子、ホワイトボード、浴槽、シャワーチェアー、パジャマ、介護用ベッド、布団、枕、シーツ、防水シーツ、車いす、排泄用具(ポータブルトイレ、尿器、差込便器)、手足浴用具、オムツカバー、食事用自助具、洗髪用具、血圧計、体温計
学則学 則(令和2年度現在)※次回開催時に一部変更となります。

研修受講までの流れ

STEP
募集

ホームページ、ポスター、ちらし等で受講生募集を行います。

STEP
面談日時の予約

面談日時(平日30分程度)のご予約をお願いいたします。

STEP
面 談

本部事務所にて面談を行い、資料のご説明をいたします。※資料の送付は行っておりません。

STEP
お申し込み

平日8:30~17:00の間に事務所に必要書類研修参加費用本人確認ができるものをお持ちください。

STEP
受 講

開講日当日は、直接同じ敷地内にある研修センターにお越しください。

研修の特徴や留意事項など

研修の特徴

  • 介護の仕事に携わる人が最初に取る資格です。
  • 受講費用が安い。
  • 土曜日通学制。
  • 同一敷地内の施設にて実習可能。生の現場を体験。
  • 施設・病院職員が講師なので、指導が実践的。
  • 駐車場有。
  • JR外房線八積駅より徒歩13分。

留意事項

修了証明書授与の条件は、全日程の受講(日誌提出有)と、最終日の修了試験(筆記問題)に合格することです。
※補講の場合は平日受講。事前に補講費用をいただきます。
学則参照

修了評価の方法

全科目修了後、筆記試験を行い70点以上で合格。70点に達しなかった場合、再試験を実施(合格基準70点以上)。再試験で合格基準に達しなかった場合、修了証明書は発行できません。
・当講座では、修了試験に向けた対策も講義の中で行っていきます。
・毎回日誌を次回受講時に提出していただきます。
・受講態度が不適切な場合は、受講取り消しの場合がございます(費用の返金なし)。
学則参照

課程編成責任者

五十嵐 妃美子

科目別シラバス

科目別シラバス(pdfファイル)にてご確認いただけます。

科目別特徴

1. 職務の理解

研修に先立ち、これからの介護が目指すべき、その人の生活を支える「在宅におけるケア」等の実践について、介護職がどのような環境で、どのような形で、どのような仕事を行うのか、具体的イメージを持って実感し、以降の研修に実践的に取り組めるようにする。

2. 介護における尊厳の保持・自立支援

介護職が、利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し、自立支援、介護予防という介護・福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけない行動例を理解できるようにする。

3. 介護の基本

介護職に求められる専門性と職業倫理の必要性に気づき、職務におけるリスクとその対応策のうち重要なものを理解できるようにする。介護を必要としている人の個別性を理解し、その人の生活を支えるという視点から支援を捉える事ができるようにする。

4. 介護・福祉サービスの理解と医療との連携

介護保険制度や障がい福祉制度を担う一員として最低限度知っておくべき制度の目的、サービス利用の流れ、各専門職の役割・職務について、その概要のポイントを列挙できるようにする。

5. 介護におけるコミュニケーション技術

高齢者や障がい者のコミュニケーション能力は一人ひとり異なることと、その違いを認識してコミュニケーションを取ることが専門職に求められていることを認識し、初任者として最低限の取るべき(取るべきでない)行動例を理解できるようにする。

6. 老化の理解

加齢・老化に伴う心身の変化や疾病について、生理的な側面から理解することの重要性に気づき、自らが継続的に学習すべき事項を理解できるようにする。

7. 認知症の理解

介護において認知症を理解することの必要性に気づき、認知症の利用者を介護する時の判断の基準となる原則を理解できるようにする。

8. 障がいの理解

障がいの概念とICF、障がい福祉の基本的な考え方について理解し、介護における基本的な考え方について理解できるようにする。

9. こころとからだのしくみと生活支援技術

介護技術の根拠となる人体の構造や機能に関する知識を習得し、安全な介護サービスの提供方法等を理解し、基礎的な一部または全介助等の介護が実施できるようにする。
尊厳を保持し、その人の自立及び自律を尊重し、持てる力を発揮してもらいながらその人の在宅・地域等での生活を支える介護技術や知識を習得する。
技術内容:移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、ベッドメイキング、排泄、 等。
備  品:上記記載の設備を参照。
指導体制:12人あたり1人の指導体制。

10. 振り返り

研修全体を振り返り、研修を通じて学んだことについて再確認を行うとともに、就業後も継続して学習・研鑽する姿勢の形成、学習課題の認識を図る。

実施施設

障がい者支援施設 モア・しょうえい(昭和51年12月開設)
主に18歳以上の身体に障がいのある方が、生活をしている施設です。
千葉県長生郡長生村金田2133
実習担当者 鵜澤 ひとみ

実習について

実習内容

  • 施設の概要や特徴、取り組み、利用者、一日のプログラム、職員体制について説明する。
  • 申し送りの場面を見学させる。
  • 介護記録やケアプランを閲覧させる。
  • 基本的な介護技術について、介護方法や内容、利用者との接し方等を見学させる。
  • 主な福祉用具(車椅子、自助具等)を利用している利用者の介護を経験させる。
  • できるだけ多くの利用者とのコミュニケーションの機会を持たせる。
  • 補助的業務(食事、入浴、排泄関連業務、環境整備等)を経験させる。
  • レクリエーション、グループ活動、行事、外出等に利用者とともに参加させる。

実習中の指導体制

実習担当者及び講義を担当した介護福祉士が主に指導を行う。

実習機関における延べ実習人数

約1,658人(平成12年~介護職員初任者研修のみの計算)。

実習における講師情報

実習を担当する各講師の情報はpdfファイル「 講師情報一覧 」にてご確認下さい。

過去の研修実施回数と研修参加人数

過去の研修実施回数と研修参加人数(ヘルパー2級および介護職員初任者研修)情報はpdfファイル「 過去の研修実施回数と研修参加人数 」にてご確認下さい。

お申し込み先 等

申込先

社会福祉法人 愛の友協会 本部事務所
〒299-4332 千葉県長生郡長生村金田2133
電話:0475-32-2587(代表)
受付時間:平日8:30~17:00

法人の苦情対応者

事務長 杉野 博幸 / 電話:0475-32-2587

事業所の苦情対応者

地域福祉・秘書広報責任者 五十嵐 妃美子

受講生の声

はじめは福祉用語も分からなかったのですが、講義でしっかり教えてもらい勉強になりました。

人権や尊厳、ノーマライゼーション等今までそんなに意識していなかったことが学べて人間的に深みを増した感じです。

実際に利用者の方と接することができ、明るい方が多く自然に(自分らしく)過ごされていると思いました。

実習では介助など慣れない部分もあったけれど、教えてもらいながらできました。

職場でもどんな場所にいても手助けが必要な方を見かけたら迷わず声をかけたいと思います(お節介にならないように)。

実際の現場内容を混ぜながらの講義はとても興味がありました。

初任者研修で学んだ技術等を現場で活かしていきたいです。

人それぞれ介護に対しての熱意がすごくて、見習うところが沢山ありました。

せっかく資格を取得したので、活かせる職に就きたいです。研修開始時は訪問介護を考えていたのですが、デイサービス等の施設職も視野に入れて探す予定です。

職場では、少しだけ上司に期待されるようになりました。

現在、福祉施設で働いているので、資格取得を自信にして、まだまだ覚えることもありますが、より良いケアができるようにしていきたいです。